鈴木幸希
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2025/02/09(Sun) 09:05:19
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jdy
2011/03/19(Sat) 02:55:55
日本人の大半が地震の事や、原発の事、経済の事で頭がいっぱいになっている。
自分はと言えば、一昨日からテレビをつけることもしなくなったし、 ウェブでニュースを見ることもしなくなった。 現実逃避というわけではないし、「冷静な行動を」に触発されたわけでもない。 極個人的なニヒリズムか何かだ。 自分にはなにができるか考えた末、直接的な事は寄付以外なにもできなかった。 例えがばかばかしいが、サッカーの話。 相手ゴール前での接戦、ストッパーの自分はそこにはいなかったとする。 ゴール対する期待や祈りを込めるのはもちろんだがそれだけではどうしようもない。 後ろにいるフォワードを横目に見れるのは自分しかないわけだ。 「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」 石原都知事はどちらかといえば好きだ。 (若い頃シュルレアリスムに没頭したというエピソードからくるものだが・・) 言葉足らず(言葉の選択ミス)のこの発言が物議を醸した。 特にいう必要はなかったとは思うが即批判対象にすべき事でもない。 きっと時期が経てば皆同じような意思を持った言葉を多様するようになる。 石原都知事はどこかニヒルだという事を過去も行いから知っていてもいい。 我欲によるアイデンティティーは現段階では崩壊するようには思えない。 企業や著名人が、”何円寄付しました”とメディアや自社サイトで掲げているが、 それだって我欲かもしれない。(協力を呼びかけている部類は除いて) 疑問にすら感じないのであれば、それが現在のアイデンティティーになっている証拠であって、 それでいいのであれば石原都知事を批判するべきである。 彼が言ったのは思想の話で地震の話ではない。(なんどもいうが言葉足らずである事に違いない) 現段階のアイデンティティーが崩壊された時、自身はどうすればいいか。 極端な話、ユダヤ人のそれが思い浮かんだ。 それについて学んだわけでもないし、興味すらおぼえていないので検討違いにすぎないのだろうが、 彼らは歴史の中で信仰というバックボーン(無神論者も多い)と個々の才能や技術と共に、各地へ散らばり根を張った。 別に海外に行こうといっているわけではない。 理由はまったく違えど。恐慌に海外進出はつきものだ。 日本人にユダヤ人のような英知と意思があるかといえば、自分にはない。 石原都知事が洗い流そうとしているアイデンティティーのもと、安堵していたからだろう。 都知事の問題発言は、自分にとってはいい薬である。 PR |