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連鎖する青白い道を、 一心不乱に追うと、 そこには、いつもの空間が、じっと佇んでいる。 まるで、こちらの心情を読み取っているかのようだ。 精神と物質が別物として捉えられているのは、 宗教と科学の衝突にみかねた、誰かの哲学からきているらしい。 「いま、あの影と白の狭間をチラついたのは、なんだ」 10年前から変わらないと思っていた湿気た面も、 3年後には忘れるらしい。 17個の扉はどれも開かない。 「いつからそこに居たんだ」 灰は全身のそれを落ち着けてたが、それは麻痺に過ぎなかった。 いつの秋だろう。 決して、サイクルではないことは知っているが、 それを望む心情に歓喜することを信じて疑わない。 問い続けるということを、しなくなった。 先がみえてもいないのに、しなくなった。 「また、同じ事をくりかえすのか、また、やり直すのか、また、変化するのか」