鈴木幸希
[PR]
2025/02/10(Mon) 23:45:04
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
人の値段
2010/07/04(Sun) 04:21:51
人に値段がついたのは、いつの頃からだろう。
自分の場合、知識や才能がない分、時間を使うしかない。 今の業界に入る頃には、全体が落ち込んでいた。 なんであえてそんなところに身をおいているのかいつまで経ってもよく解らない。 傍ら、音楽と芸術に大きな興味を傾けているのに、 それを仕事にしてみようと思う時は少ない。 ふと、夢であるレコード屋の事を思う。 先月末でGunness Recordsが閉店した。 一番好きなレコード屋だったかもしれない。 Nujabesのそれとリンクしてのことかもしれないが、とても残念だ。 東京では、店の1つや2つがなくなるのは日常の出来事だが、 そんな簡単なもんじゃない。 行き場がまた一つなくなったのだ。 たまの休日はレコード屋で過ごす人間からすれば、これがどれだけの事か。 10年前、宇田川町は1日でとても回りきれなかった。 日本にツアーできた海外のDJはこぞって宇田川町を世界一の街だと言っていた。 本当の意味で世界中のレコードがそこにあったのだ。 レコード文化は衰退して当たり前かもしれない。 音楽に形がない以上、データ化は正当だ。 ここまで、黒い円盤に執着する理由はわからない。 きっと自身に課せられた業なのかも知れない。 そろそろ、業の背負いかたを考えなければいけない。 PR この記事にコメントする
|