[PR]
2025/02/09(Sun) 11:59:27
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
相対性理論
2009/07/10(Fri) 00:50:47
すごくどうでもいい話だ。 PR この記事にコメントする
無題
お久しぶりです。
ご無沙汰しておりました。 80年代のインディペンデント・シーンを語りだすと、僕は止まらなくなりますので、自重しますが…w 確かに最近、ロック系で面白い新人ってのがいませんねー。 みえてないだけかもしれませんけど……。 僕個人としては、ロックそしてバンド形態というのは、80年代で終わっていると思っています。後は拡大再生産しかないって。 どこかで見たようなバンド、どこかで聴いたような音楽。ロックという表現は、80年代であらかたやり尽くしてしまった。僕はそう思うんですよ。 90年代以降、革新的な音楽はクラブ・ミュージックしかない、そこからしか生まれていない。 それを象徴するのが、雑誌DOLLの休刊でしょうね。パンクが登場して30年。ようやくロックは死んだ、と。ちょっとセンチになっちゃいますけど、でも、それが時代の流れなんだと思います。雑誌remixは生き残って欲しいと思いますが……。 もう少し音楽の話を。 ロックおよびパンクは衰退したけど、その精神はクラブ・ミュージックに宿っていると思うのですよ。 パンクとは方法論なんです。 それは、演奏できなくても、音楽理論を学んでいなくても、音楽はできるってこと。パンクがなければ、インディペンデント・レーベルも生まれなかったし、ヒップホップもハウスもテクノもエレクトロニカも存在していなかったでしょうね。 やる気とセンスと少々の機材があれば表現できるんですよ。そこに気づかせてくれた、ってのがパンクの意義なんだと思います。 今はネットがあるから、誰でも自分の表現を発信することができる。本当に良い時代になったと感じますね。雑誌やレーベルという媒体がなくてもアピールできるのですから。今の若い方達が本当に羨ましい。 ただ、懸念材料はあります。 歴史が切断されてしまうということ。雑誌の意義は、自分の好きなアーティストがいかにして生まれてきたのか、その音楽的、芸術的な歴史を俯瞰させることにあると思うんですよ。そういった媒体がなくなるっていうも寂しいものがあります。Studio Voiceも休刊しますしね。 ネットで調べても概観しか分からないし。もう少し突っ込んだ情報を得るには、やっぱり書籍じゃないと無理かも。 なければ作れば良いだけなんですが。それはきっと僕の世代の役目かもしれません。
>traさん
自分の場合、80年代の音楽にリアルタイムで耳を傾ける事はなかなかなくて、レコードで聴き直す事が多いのですが、まず気にいる事はないんです。
その時代になにを言いたかったのかというのは、それこそ書物かなんかで得る事はあるんですが、音や歌詞を聴いて感じ取る事は、その時代を生きていないと理解ができないんです。だから表面的にしか聴く事が出来ず、その結果、たいした事じゃないと感じるんです。 その時代に先進的であった事は、偉大であっても、今はまったく意味をなさない事でもあって、どうでもいいという事です。 過去がつきまとうのは道理でしかない。 なにをしてもなになに以降といわれてしまう。 それは単に、時代を経るごとにその時代に生きた人が過去を大きくしてしまうだけの事で、付き合ってても意味がないんです。 そう感じているのに捕われてしまっているのは、極個人的な問題で、やはり音楽には関係ないんです。 |