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鈴木幸希
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2025/02/23(Sun) 03:48:11
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2008/12/22(Mon) 01:58:39
今年、特に機材やソフトシンセを買わなかった。 
機材でいうフェンダーローズかソフトでいうKOREの購入を考えたが、
無意識に手が伸びる感じでもない。

そういえば、購入したわけではなく、
不意に友人から頂いたmicronとquasimidiの309が予想以上に良かった。

micronはプリセットのセンスが合っていたようで、そのまま鳴らしているだけでもわりと気分がいい。
ionはすぐに生産中止になってしまい、中古市場にも出回らないが、
micronの音色をすぐにeditできるとなれば、かなりいいシンセである。
なぜ、生産中止なのかが不思議でしょうがない。

309はというと、見た目からステップシーケンスを予想していたが、どうやらまったくの別物である。
大量のリズムパターンの音色を差し替えていくイメージ(※両者マニュアルがないのである・・・。)

使い道としては、キック専用マシンである。

異様に低音抜けが良くて、上音にエグイの足しても埋もれない。
コンプかけまくると、暴力的なキックが出来上がった。

機材が増えると、配線事情が悩ましいのである。
メインミキサーのインプットに限りがある為、
各地でその手前に歴代のdjミキサーをかまして2ch分カバーするのだけれど、
明らかに音が細くなる。

事情が事情だけに放ったらかしていたが、
重い腰を上げて、家中のケーブルを一新する事にした。

重要なところはモンスターケーブルで、
その他は、canareが出していたシリーズでまとめた。※ひさしぶりにネットで調べまくった。

3時間ほど費やし、すべての結線を先ほど終えた。
※配置替えやら、接触部の手入れをした為、やけに時間がかかった。



レコードやら、機材やらを順番に鳴らしてみると、どれもいい感じである。
錯覚ではない、明らかに音抜けが良くなった。

特にセンドしてるエフェクトのかかりと、シンセのパッドの音が異常に良くなった。
※パッドに関しては、聴いた事のない音域の音が鳴り、別物と化していた。

スピーカーケーブルを高級なものにした時以来の衝撃である。

こうなってくると電源ケーブルもiiyamaとかで試すべきなのだろうか・・・。
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LJ
2008/12/16(Tue) 00:01:47

ジョージ・クリントンやら、先日も触れたサン・ラーやらが宇宙思考的影響を、
マッド・マイクやホアン・アトキンスは宇宙へ向けた。

次に求められるのは、宇宙からの返答ということか。(宇宙という言語は仏教言語であるという説もあるらしい)

小宇宙、大宇宙などの天文学的な括りが入り混じると、余計な事になってしまうが、
精神宇宙という意味合いで捕らえると、観念も補正しやすい。

ドラッグでのサイケデリックはすでに成立しているし、それが規律ただしくなったような音楽が今の現状だとすれば、(機材によるところも大きいのだけれど)今一度、精神宇宙で問いただすのが方向性かもしれない。

音楽による宇宙がそこらにあるとすれば、あとは環境の問題か。

数回ではあるけれど、音楽でぶっ飛んだ事がある。

それが何によるものかわからないのだから、それを分解する必要性がある。
それは、単にデータを断片化することから始まるかもしれないし、さらなる連続性を持たせることかもしれない。

しかし、それではブレイクビーツやループ、カットアップといった要素がもたらした結果でしかなく、
現在はどこの国でもそれが行われている最中だ。

サンプリングが時空を超えた技術であることは間違いないし、それ以前の録音技術あったからこそという面もある。

録音技術以前はどうか。

紙として音符が残っている地区もあることや、伝統として継承されているものもある。
進化だの、文化だのいう言葉で良きにされているが、疑いの余地もある。

リズムは人類最古の宇宙との交信だと、いう説がある。
アフリカの私生活もそうだし、インディアンの儀式もそれに通じているのではないかという事だ。

そう考えると、音楽の可能性がつまらないものとして捕らえられてしまったのは、いつの頃からなのだろうか、
音楽は愛や平和を歌うものなのだろうか。(※ジョンレノンがどうこうというわけではなくて)

壮大な規模で愛や平和を歌い続ければ、宇宙に一歩近づいたかもしれない。ジョンはそれがしたかったはずだ。

反対に音楽は闘争する面も持ち合わせている。
より具体的ではある反面、それによってもたらされる結果は少ない影響でしかないかもしれない。

ここでいう音楽はもっとポピュラーなものでしかなくて、
それこそ各地の伝統音楽にどんな意味合いがあるかはわからない。

今後の音楽というのはどうやら一旦、宇宙へぶっ飛んでからの話らしい。

パンドラ
2008/12/13(Sat) 00:33:26
 一昨年、昨年、 今年が菊地成孔の年だったとすれば、来年は川上未映子の年なのだ。

そんな事を思っていた矢先、
成ちゃんと川上の接点が早くも生まれた。

太宰治原作の「パンドラの匣」が富永昌敬監督によって映画化。
そのヒロインが川上で、音楽がパビリオンに続き、成ちゃんである。

川上はギターと歌の練習を成ちゃんと一緒にしたらしいが、
成ちゃんはギターは弾かないし、歌はフランス語だ。

なんにしろ羨ましい話だ。(もはや、どっちもうらやましいという、なかなか無い感情である。)

パンドラの匣の公開は2009年11月だそうな。
忘れた頃にやってくる感じ。

パンドラの匣開けたんだよ、さぼるなよ、似非評論家、バイト気分の雑魚が。

いや、なんでもないんだ。

それにしても、
パビリオンの時の香椎といい、パンドラの川上といい、富永監督はきっと女のタイプが同じなのだ。

土星人
2008/12/10(Wed) 01:14:28
半寝たきり生活3日目。

腰の様子は変わらないが、痛みを伴わない動作に慣れつつある。

しゃがむ時は”ビースティボーイズ”と心中で語り、基本立ち姿勢はビヨンセである。
※よくわからないだろうがそうなのだ。

自宅で横になりながら、報告書と見積りを作り、空いた時間はといえば、読書かトラック製作。
静かな生活のように感じるかもしれないが、多少の動作が命とり。1日の間、部屋に小さな悲鳴が響く。

外に出られない反動からか宇宙に興味が沸くが、即座に方向性を見失いサン・ラーと旅にでた。

サン・ラーと聞けば、誰でもニヤリとしてしまう。
宇宙思想啓蒙活動家土星人。※ピアノ・オルガンプレイヤー

サン・ラー関連のレコードは数枚購入したが、フリーのアルバムはとても聴けたものじゃない。
宇宙との交信そのものだ。(音楽は宇宙との共通言語という思想)
反対にカルテットはすごく良かったりする。地球的jazzだ。

サン・ラーを知ったのは、間違いなく西新宿であろう。
ハードコアのレコードを探しているときに違いない。

サン・ラーはどこにでもいた。



カルト的に見られる面もあり、サン・ラーをうけつけない人も多数いるようだ。
特にjazzの連中だったりする。

そんな事はさておき、サン・ラーの演奏(交信)の様子を見て思った事があった。

交信しているであろう状態の時の演奏が高速なのである。
宇宙と交信する場合、情報量の問題なのか高速である場合が多い事は、
ジェフ・ミルズやミックス・マスター・マイクを見ていても判る。
本来のトランスもそうだし、アフリカンもそう。

要はコチラ側が高揚している状態、半無意識状態に持っていく事で交信が可能になるらしい。
※リー・ペリー、バンバータなんかは例外か・・。

果たして、何と交信するのか・・・・。
サン・ラーは交信するというよりは、自己を通じて宇宙思想そのものを伝える事に専念した。
メッセージではなく、サン・ラーは宇宙思想を表現してみせるわけだ。

それを聴いて、どうかなんて事ではなく、宇宙思想のありのままを聴かせてくれるだけの話。
理解できるわけがない。

「宇宙かぶれだけど、いい奴だよ」
とある少年からみたサン・ラーの姿だそうだ。



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