鈴木幸希
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2025/01/22(Wed) 19:08:46
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hks
2010/08/30(Mon) 01:24:13
1年以上、探していたのではないだろうか。
ついに引越し先を決めた。 別に今の家が気に入っていなかったわけではないが、 もう3年以上同じ土地にいたもんだから飽き飽きしていたのだろう。 レコードは着々と増加しているが、機材周りは製作がソフト中心になっているので、 いくらでも減らせる事は知っているし、シンセはそのうち手放すだろう。 ただ、エレドラとRhodes pianoの導入を考えると機材スペースと寝室くらいは分けたいのと、 ある程度の防音は必要だった。 今の家でも近所からのクレームや警察×2回訪問と、日常より多少大きい音にも過敏に反応するご近所さんばかりで、どうも気が滅入る事があり、 賃貸を見つける条件は、一戸建てもしくは、地下物件に絞っていた。 3店舗の不動産の担当者に良くしてもらい、楽器可の物件があり次第連絡をもらうようにしていたが、 家賃と広さのバランスが悪く、なかなか決定に至らなかったわけである。 過去に探してもらった物件の中には、 歌舞伎町の夜逃げしたキャバクラの奥にあるプレイルームや、 一面ガラス張りの地下ダンススタジオ的な物件、 ただの倉庫などもあったが、決して住めるような場所ではなかった。(迷ったけれども) 歌舞伎町のプレイルームなどは、店舗スペースにすでに別店舗が参入していた為、 部屋に行くときは毎日キャバ嬢に「ただいま」といって部屋に行くことが想定された強烈さである。 完全防音に違いなかったが、鏡張りの風呂に、ベロアのソファー、数人が寝たであろうベットが付属されていた。人生感を変えるには申し分ない部屋だったかもしれない。 そんな時、1人の不動産担当者から連絡が入った。 「多分、ばっちりなのでwebに公開してません、近いうちに内件にきて下さい!」 とテンションの高い営業担当は差し迫った。 昔、夜の六本木で働いていたという色黒の信用ならない男だが、割と常識人なので嫌いではなかった。 さっそく早朝から内件にいくと、 いわゆるコンクリのシンプルな部屋に合板が埋め込まれているメゾネット。 コンクリの壁が厚く、まず音漏れはしないという。 レコードの湿気対策が気にかかったが、水分を通すコンクリで部屋の湿度は一定に保てるらしい。 コンクリ特有の音鳴りを一応気にして、手をパンパンと叩いて歩いたが、特にヘンな響きもない。 メゾネットで天井が高い為、音がこもり難いようだ。 機材配置もなんとなく想像できたので、即決定。 ただ、駅前は桜とイチョウの木以外何もなく、駅から徒歩15分と不便さはつきまとう。 ※根が田舎モノなので、そんな事は気にかからないが。 今の家とも、半月でおさらばである。 ラーメン屋の親父と定食屋のババア、美容室の美人店員くらいには、挨拶しておこう。 PR |