鈴木幸希
[PR]
2025/02/04(Tue) 07:00:13
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
hny
2008/01/06(Sun) 02:55:01
2008年おめでとうなんて気にもならず、連休が終わってしまう事実の深刻性がジワジワ。
創作に当てる時間を、メシと酒、遊びに費やしてしまった連休を反省するかのように、 地元からの帰り、仙台によりレコード屋へと足を運んだ。(当日朝方まであそびほうけてしまったけれども・・) 仙台のdisknoteは昔お世話になっていたレコード屋。 いつの間にやら移転していたことを友人が教えてくれた。 移転後のdisknoteは初めてのことだったが、 ボロビルの中にあることは変わりがなかった。 入り口を開けると、想像していた空間とはまったく違っていた。 主にjazzとプログレで構成された店内。 ソウルやhiphopなんかもあるが、数箱程度。 すっかり路線変更であるが、私にとってはうれしい誤算。 jazzの中古が以上に安いし、(年始だからか?) ヨーロピアン物が充実していたりした。 店員はおっさんとバイトのねーちゃんのみ。 客は私と友人、その他1~2名。 いかにも潰れそうな雰囲気が漂っているが、その分レコードも漁られていない。 適当に数枚購入後、別店へ。 友人おすすめの”おっさんのレコード屋”へと足を運ぶ。 ”おっさんのレコード屋”とだけ教えてくれるが、ジャンルも店名も教えてくれない。 レコード屋ならなんでもいいやという感覚から特に深い質問はせずに店へと向かう。 数分歩くと仙台のはずれにポツンとそれもかなりわかりにくい環境のレコード屋があった。 store 15 nov 入口を空けると、うすーいグリッチにノイズをすこーし足した程度の音楽が流れている。 友人が言っていたおっさんも確かにいるが、こちらを見ようともせず、聞こえるか聞こえないかぎりぎりの声で、”いらっしゃい・・・”と一言。 仙台にこうゆう感じレコード屋があること自体うれしく思ったが、ここにも友人と私のみ。 おっさんは終始pcに向かっている。 いつでも潰れそうである。 店内はアヴァンギャルドやら現代音楽のcdを中心に、テクノ、ハウスのレコード(ミニマムやらディープうんたらやらその辺)、あとは芸術作品やら録音物。 東京でもあまりない品揃え+少し時代遅れ感がある内容はたまらないものがある。 この手の店になると、レコードよりもcdやdvdがおもしろい。 限定ものや廃盤がポツンと置いてあったりした。(それなりに高かったけれど) 店内をくまなく見ている途中、おっさんは電話をしていたが、かなりの口下手。 結局なにを言いたいのかわからないまま電話が終了していた。 電話が終わったのを確認し、気にかかったcdをレジへ。 ちいさーな声で”うっすー”と言って我々を見送ってくれた。 なぜ”うっすー”だったのかはまったくわからないけれど、かなり好感のもてる店主。 店の奥にはアクションペインティング風の怪しい絵画が見えたと思えば、その隣の絵はグレイトフルデットばりのサイケポスター(ださめ)。 ますます好感が持てる。 店を出た後、友人が私に「売れなくてもあんな感じの店がいい?」と聞いてきたが、 自分でも同じ事を考えていた。 要は好きにやってる感じが2人に強く伝わっていたんだと思う。 PR |