友人が突然サンフランシスコに行くというので、彼のターンテーブルを買い取る事になった。
3台までは問題ないのだけれど、4台となると若干気がひける。
とりあえずmpcのサンプリング用で1台、dj用で2台。
4台目は・・・予備・・・。(dj用で3台は一時やったのだけれど、若干うっとおしい。)
というか、今年になって友人とタンテとシンセ交換し1台減ったばかりなのに、また増えてしまった。
こうゆう時は不思議と声がかかる。
2年~3年前から機材屋にいくと中古タンテがゴロゴロ転がっている。
一時のdjブームの残骸だろう。
7~8年前に買ったウチのpdxはむちゃにも耐えて未だに元気に回っている。
(2回くらい簡易修理)
友人から引き取ったpdxは去年買ったものらしいので、
入れ替えには丁度いいのかもしれない。
・・・・・・。
日本における第1次djブーム、1986年を体感している知り合いがいる。
40台前半だが、若い頃は六本木でホストみたいなことをしていたという。
krushやmuroとも近くにいた時もあるらしく、
「あの人達まだやってるんだ~(ニヤニヤ)」といった具合。
hiphopが先行して入って来たけど、夜のお店ではハウスが受け入れられたらしい。
nyのパラダイスガレージで現役のラリーレヴァンをリアルタイムで体感したというが、
「周囲のゲイに注意するあまり、よく覚えていない。」とのなんともリアルな感想。
その人からしてみると、若いモン(といっても26とかの我々世代)がdjやっているのは不思議だし、
うれしいという。
そんな我々世代のdjもどんどん消えていく一方。(半端もんは消えてほしかったけれど)
10代後半の頃、スケートブームからhiphopが入ってきて、ファッションから入った連中は、
そのうちにタンテもってないとヤバいみたいな事になって、必至に流行りのレコード買って、練習して、
「djだよ」なんて、言いだして、そのうちに買ってたレコードがゴミだって事に周りから気づかされて、
タンテ売って就職して、「昔djやってたんだよ」なんてキャバクラで言いだして、
死んだも同然。
"dj”って単語はすごくダサいけれど、d(ディスク=レコード)j(ジョッキー=操作者)=レコード操作者だから、
変えようがない。(ターンテーブリストなんてのもあるが、これはこれでダサい)
さらには"クラブdj"なんてことになると、背筋が凍る想いである。
akarmaって名前でやりながらも、こないだフライヤーに"dj akarma"と余計な事をされたので、
場内に貼ってあったタイムテーブルのdjの部分にポケットに入っていたマッキーで×印を書いたら、
オーガナイザーと気まずくなった。私もまだまだ子供なのである。
個人の自由だが、私としてはうっとおしいだけなのだ。
例えばこうゆうことではないか。
2008/4/20
(イベント名)@(クラブ名)
dj's(レコード操作者達)
dj(レコード操作者) cam
dj(レコード操作者) premier
dj(レコード操作者) shadow
theo parrish
matthew dear
dj(レコード操作者) dye
こんなまどろっこしいことになっている。
セオパリとマシュデアが良心的にみえてくる。
(確かにcam、premier、shadow、dyeだけではなんのことやらわかりずらい気もするが。)
なにがいいたいわけでもないけれど、"dj"って名称は文化として完全なミスである。
話変わって今日少し、渋谷にいた。
これ以上レコ屋(unionとtribeとdmrあたり)が潰れたら、心斎橋かnyに移住しようと思った。(最近ロンドンは魅力がなくなった)
※別件。jazzくさい街ってどこでしょう?
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