鈴木幸希
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2025/02/03(Mon) 08:03:31
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trak
2009/11/14(Sat) 01:49:14
数年間が踏ん切りがつかないでいた、djシステムをデジタルに乗り換える事にした。
seratoかtraktorか悩んだ末、 mix中のスクラッチを想定して4デッキ対応のtrackorにzero4をsetして購入。 ※使用中のdjm-909は、愛称がいいので3chに噛ませる形でスクラッチ用で活用。 いままでデジタルに乗り換えなかったのは、出始めのdjソフトのトラウマと、 単にアナログファンという極個人的な理由でしかなかった。 seratoがvinal操作に対応した頃から、 アナログ派のdj陣が乗り換えをはじめ、あっという間に浸透し、 今では、レコードを現場に持ってくるほうが珍しいくらいになった。 レコード屋がつぶれたり、ミュージシャンがvinalを切らなくなったのも当然の話だ。 しかし10年もレコード触っているからだろうか、 どうも乗り換える気がおきなかった。 それも、ほぼメリットしかない事を知っての上である。 そんな重い背中を押したのは、今年の夏の悪友の家で実物に触れた出来事が大きい。 スクラッチの精度にまったく問題なかったのと、ループ機能の即効性が、まるでcdj-1000に初めて触れた時のような衝撃だった。 その瞬間からやけに気になりはじめ、意識するようになった。 ※もはやこんなモノにしか恋できないのである・・・。 暇があればネットで調べたり、店で触れたりとしているうちに、 後はタイミングだけの話になっていたのだが、 そこに追い討ちをかけたのは、適当なフリーペーパーで、どうしようもないやつが発言していた一言。 「僕はレコードを買った時がないんですよ。djはじめた時から、曲はすべてダウンロードです。」 もう少し自分の気性が荒かったら、ページを破って燃やしていただろう。 実はこんなことは、以前もあった。 それこそcdjが普及し、針飛びの恐れから開放されたとき、現場にcdしか持ってこないdjが増え、 そんな現場に立ち会うと嫌気がさした。 といっても自身はcdj-1000の発売と同時くらいに手を出していた。 しかし、現場にcdは一枚も持っていった事がない。いくらcdでかけたい曲があっても、 cdを使うくらいならかけたくなかった。 なぜ、cdを拒絶したかといえば、 単にレコード彫ってないヤツと一緒になるのが嫌だっただけの話。 レンタルcdをコピーしてるような感じに疑問を感じていたのである。 で それに追い討ちをかけるように、今は完全ダウンロード。 デジタル移行するとはいえ、レコード屋に行く習慣がなくなる事がない限り、 ダウンロードには、まだ縁がなさそうである。 音がデータでしか所有できないのは、どうもイメージができない。 パッケージありきの話。 溝に触れないなんて不憫でしかない。 溝が磨り減って消耗し、音質が変わる。 悪いことだろうか?一概にそうとも言えないはずである。 djはレコードから始まった。 それを無視して、レコードにも触れたことがないdjがこれから多くなる。 そんなdjばかりに好き勝手やらせるわけにはいかない。 レコードの特性を知ったうえでのmixをデジタルで表現し、差別化を図るべく、 楽してるだけのmixとは一線を画すmixをデジタル環境でつくる事が最大の目的なのかも知れない。 利便性に飲まれるとどうなるかは、ロック文化が教えてくれた。 単純化すれば、大枠はだれでもできる。そっから先の話だ。 PR この記事にコメントする
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