影 2009/08/31(Mon) 01:25:04

 先ほど、出張先の大阪から都内へ戻ると、どうやら夏が終わっていた。
Tシャツを買う時間もなかったまま、秋の始まりか。

海の家の件で、一度浜辺には行ったが足すら入れていない。
去年の日焼け後にできた肩のシミがまだ少し残っている。

もちろん例年通り、色恋沙汰もない。

だらだらと不満を書いているようにも思えるが、当の本人は特に気にならない。
生活が麻痺している事はわかるが、感情が変動しないのは、そこに意識の重心がないからだろう。

では、なにに意識を置いているかと考えると、音楽や芸術というわけでもない。
個人の創造が無価値なものだという事は5年前に知った。

5年立ったあげく、その他の方向性は見出せずにいる。

これを考え始めると、
仏もそうだが、無に向いがちになる。

しかし、そこが居場所になる事は創造し難いし、自分のような人間には到底不可能な話だ。

つねに欲がつきまとい、それを振り払う事に悪意すら感じる。
※ただ、表立った欲は、他人に悪影響しか与えずそれが自身に帰ってくる事がほとんどだから気をつけている。



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突然だが、睡眠をとろう。