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鈴木幸希
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cp
2010/06/27(Sun) 22:49:46
会期もまもなくという事と、たまたま友人夫婦が東京に来ていたので、
六本木クロッシング2010を観に行く。

ダムタイプ、Chim↑pom、森村勇賢あたりの名前にニヤリとしながら、
その他はおそらく、はじめて作品を見るアーティストばかり。

そんな中でも目を引いたのは、相川勝


↑写真を見ても、CD屋のディスプレイにしか見えないかもしれない。

プライマルスクリーム、ジャニスジョプリン、DEVO、SLY、ファンカデリック、アイアンメイデン、クラフトワークなど、音楽ファンが通らざる終えない名盤が並ぶ。

約1mの距離に近づくまで気がつかなかったが、
キャンパスに絵の具を用いたまったくの複製である。


帯や、CDそのものも複製されている。


展示について作者からのメッセージは特になかった。

コピー文化へ対しての皮肉なのかもしれないが、
CDのセレクトを見ると音楽愛が強く感じられるとともに、妙なバランスの偏りも感じる。

以下、彼のホームページ上の一文。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は楽器を弾くことが出来ない
数多くのコピーバンドがあるが、自分が1番コピーが上手い。
私は絵画や彫刻よりも音楽をより愛している
ミュージシャンにまつわる伝説を聞くのが好きだ。
この作品を作っている時、私は愛し、尊敬しているミュージシャンの様になれる。
私は時々、曲を熱唱している自分をカッコイイと思う時がある。
好きなCD達の中から描くCDを選択するのは大変だが楽しい
へヴィメタルのCDジャケットはカッコイイと思う
メタリカ(Metallica)よりメガデス(Megadeth)の方が好き
いいCDジャケットのCDにはいい曲が多い
Greatest Hitsは嫌い。
Itune music storeで曲を買った事はない。
日本人はモノマネが上手い。
Ipodは便利だと思う。
パンク/ハードコアの「D.I.Y」精神に共感する。
私の歌は展示会でしか聴くことができない。
アンディ・ウォーホルの作品が好きだ。
これらのCDは、コピーであると同時に、間違いなく私自身であり、私自身の作品である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上記を見ていくと、この感覚はどうやら同年代ではと感じた。

調べてみると彼は31歳やそこらでやはり同年代であった。

上記からなぜ、同年代という事を想起したのか、決定的にはわからないが、
各単語やキーワードがそうさせてのだろう。

新旧と文化の違いはあるものの、
何かのキーワードが同列にある場合、親近感を持つのは
日常でも同じである。
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