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鈴木幸希
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kko
2008/04/07(Mon) 00:35:10

BBSの皆さん(まったく浸透していない隠語のようだが・・・)と、
ジョイ・ディヴィジョンを描いた映画”コントロール”を観た。

イアン・カーティスが自殺したバンドでその後のニューオーダーってくらいは知っていたけれど、
まともに聞いた時もなかった。

1980年に自殺したってのも、始めて知って驚いた。
ジョンレノンが殺された年と重なっている。

不思議なもんで日本では今年ジョンレノンのpeace bedを公開したばかり。
誰かがそんなタイミングに合わせたのだとしたら、ひどい。

1980年にはAC/DCのボーカルもアルコールかなんかで亡くなっている。
そろそろ映画化だろうか・・・。そこまでやればユーモアになるかもれない
(不謹慎になってきたが、別にロックミュージシャンの死亡日を覚えている趣味はない)

イアン・カーティスを知ったのはおそらく、西新宿のレコード屋に通っていた頃の事なのだと思う。

当時、イギリスのレーベルを買うには、西新宿が良かった。(8年前?ラフトレードがあの辺にあった頃だ)

音楽遍歴がおかしいのは多感な時期に西新宿なんかにいたからではないかと思う。
西新宿のレコード屋なんてのは、職業不詳のおっさんと、あまりの本気さに人と話すこともままならないバンドマンしかいないのではないか・・・。(店員しかり)

ロック漁るなら未だにあの辺に行くのがいいのかも知れない。(宇田川町のようになっていないことを祈りつつ)

ジョイ・ディヴィジョンが好きかと言われると、今はピンと来ない。
一ヶ月後はわからない。音楽はそんなもんだ。

パンク以降(直後)の音楽はいまだに苦手意識がある。
パンクを買っていた頃にやはりニューウェーブなんかは近くの棚に置いてあることが多かった。

パンク少年がそんなもんに手を出したところで、なにがいいのかわかるわけがない。
時期が経ち、状況が変化したとはいえ一度否定したものを掘り返すわけにはいかないのである。
(もちろん思考なんてものはないようなものだから、その都度変化するのだけれど)

映画を観終えて、ジョイ・ディヴィジョンが好きになったかと言われれば、正直、そんなこともない。
ただ、イアン・カーティスはただの薬中と思っていた誤解がとけた。(薬中には違いないのかもしれないが・・・)

さっきまで、youtubeでディビジョンをみていたら、
関連にdisorderが出てきた。(曲名とバンド名が食い違ったのだろう)

その後、GBH、chaos UK、SHAMなんかが出てきたから、mpcにアサインして、パット叩きまくってみた。
聞き覚えのない音ができてうれしくも儚く。

なんだかんだ書いたが、ロック親父にもソウル親父にもなるまい。

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無題
ジョイディビジョンとか抜きにして、まあ個人的に興味深い映画だったよ。笑
日曜結局オイちゃんとwarszawa行って、例の安売りで大量に買って、今苦痛の試聴会中です。おかげで目が覚めたよ。
本来の方向に戻ろう(元々どっち向いてたかわからんが 笑)
axion 2008/04/07(Mon)22:06:48 編集
>axion
日常生活においての教訓でしょ笑
ワルシャワで買ったレコードって、
すごい後になって聴いても、さびてないよね。
(悪い意味で)
本来の方向性だと、デスうんちゃらとかそうゆうヤツでしょ・・・。
akarma 2008/04/07(Mon)22:53:50 編集
無題
いや、デスなんちゃらはもういいよ・・・・・。
axion 2008/04/07(Mon)23:21:21 編集
Love Will Tear Us Apart
おっ、コントロール見ましたか。

当時、イアン・カーティスのヴォーカルは「呪術的」と言われたものです。
ただ下手糞なだけですけどね。
演奏も下手っぴぃだし。
でもその下手糞な歌と演奏が渾然一体となって魅力的な楽曲が出来上がる。
不思議ですね。

僕がジョイ・ディヴィジョンのことを知ったのは、彼らの最高傑作「クローサー」が
リリースされたときでした。
そのときイアン・カーティスは、すでに亡くなっていました。

クローサーの暗さは尋常ではありません。
それが今で言う「ゴス」に繋がるのかもしれません。
当時はオカルティックな意味など微塵もありませんでしたね。
どちらかというと、J・G・バラードやバロウズに近い受け止め方をされていました。
(クローサーにはバラードの残虐行為展覧会をタイトルにした曲があります)

ジョイ・ディヴィジョンは、後のゴス(その前身の一瞬で消えたポジティブ・パンクも含みます)
に影響を与えたことは確かでしょう。
しかしながら、ゴシック的なイメージがあったのはジョイ・ディヴィジョンよりもバウハウスの
ほうですね。

バウハウスが現在語れることはほとんど無いでしょう。
しかし、この世にたった2枚しかアルバムを残さなかったジョイ・ディヴィジョンは、
この21世紀になっても映画になってしまうのです。

猛烈な影響力といわざるを得ません。

まあ、スクエアプッシャーもLove Will Tear Us Apartをカバーしてますしね(笑)
tra 2008/04/12(Sat)12:10:12 編集
>traさん
デビットボウイの存在がかなり大きいみたいですね。
(ボウイのバックバンドに後のプログレ勢が何人か参加しているのも興味深いです。)
音楽性というよりは独創性とでもいうのでしょうか・・。

ジョイ・ディヴィジョンが映画になったのは、不思議な事です。
映画館ガラガラだったし、客層はスペイン坂のくせに30~40の男性と言った感じで。

イアンカーティスがどんな人間かしらなかった私にとっては、意味のある内容でした。

そして、奇妙な人間ではなくて、素直な人間という印象を受けました。

ボウイの影響があるとはいえ、”影響”っていう言葉が指す本来の意味合いであって、
イアンでしかないというか・・。
生モノに触れる感じとでもいえばいいのでしょうか。

映画は映像自体、とても奇麗でした。
内容がまったくつかめていないオープニングのシーンは、なんの認識もしていないので、映像美に目がいく感じです。
いつのまにか、それを忘れさせるストーリーと、イアン自体の魅力が、無意識の映像美の中で、流れていく。
ジョイディビジョンっぽいかと言われれば消してそうではないけれど、いい作品をみました。
akarma 2008/04/13(Sun)01:19:13 編集
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