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鈴木幸希
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2017/09/24(Sun) 14:07:12
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SL
2010/10/08(Fri) 03:29:07
今日なんとも言えぬニュースを目の当たりにした。

SL1200の生産中止である。

高校の頃、先輩から譲り受けたクソみたいなターンテーブルから買い換える時、
ド定番とされるSL1200MK2か当時新発売されていたPDX2000の2種のみしか選択しはなかった。

スタントンやNUMARKがターンテーブルに手を出すほんの少し手前の事。
要は今から10年前の話。

スクラッチから入った自身にとって、当時PDXのストレートアームはあまりに魅力的だったので、
PDXを所有することにした。
PDXは今に至るまで6台購入しているほどの愛着ぶり。

かたや現場にいけばどこもかしこもSL1200ばかり。
定番とされるのはいいが、ことDJプレイにおいてのSL1200のスペックはいまだに信用ならない。

トルクは弱いし、ピッチが安定するまで時間がかかる。
なによりハードスクラッチにたえれず針飛びする始末。

PDXの仕様に慣れきっている自身にとっては現場でメインとなる機材が違う事は
悩みの種でしかない。

一度、それを解消しようとSL1200が手元にあった時期もあったが、
特に愛着が沸くことはなかった。

ただ、SL1200が生産中止となれば黙ってみてるわけにもいかない。

レコード屋がつぶれ、クラブがつぶれ、今度は世界で愛されるレコードプレーヤーの生産中止である。

SL1200がなかったら確実にブレイクビーツは生まれなかったし、ヒップホップも生まれなかった。

機材自体が音楽そのものをつくるきっかけになる事は少なくないが、
SL1200はそのなかでも特殊な部類だ。

なんせもともとはただの最盛期として作られ、
グランドウィザードセオドアがスクラッチを発明した。

BABUがターンテーブリストという言葉を作り出した。

DJじゃないターンテーブリストだ。

DJ文化が発展した時、9.9割がくそDJだった。
クソみたいな音楽をクソみたいな繋ぎでクソみたいなノリで垂れ流し、
クソみたいなリスナーがクソみたいなリズムで踊る。

そんなのとは一緒にされたくない。
DJかと問われれば、「別に・・」とどっかの沢尻さんと同じ心境である。

ただ、ターンテーブリストを理解している人は周りにも少数いた。

スクラッチに限った事じゃない。レコードとプレーヤーと自身が同期する感覚だ。
ある一定に到達すると快感でしかない。

要は、ターンテーブルも麻薬なのだ。
クソDJはそれに呑まれただけの、どこ産かもわからない安いハッパ吸いと同種である。

どうも悲観的なのは、
事実を受け取りきれていないからだろう。

クソDJがいたお陰でDJ文化は発展したのだ。

ただそう考えると、発展というヤツはすべてがいい事じゃない。

発展すれば意識は低いところへいってしまう。
単純化されてしまうわけだ。
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無題
俺もこのニュースは衝撃だったな。
HIP HOPはレコードで聴くもんだ!
この先どうなんだろ、、、
i pod DJとかでてきたりしてね、、、
yoshi-bo 2010/10/10(Sun)00:31:12 編集
>yoshi-b
俺らにしたら、考えられないニュースだよね。
こだわり捨てずに、やっていこう!
aka 2010/10/11(Mon)21:38:12 編集
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