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鈴木幸希
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2009/01/20(Tue) 20:46:23
 ”服はただの布”と友人が言っていた。

付加価値を無視すると、
物質の大概がこれと同意に当てはまることが多い。

食の面でみても、
ファーストフードも、高級料理もなんらかの物体でしかない。
※排泄される事でいえば、また別の角度からみることもできるかもしれない。

音楽でいえば、音自体は物質ではなく、
それを奏でる媒体や楽器側が物質ということになる。

レコードなど、ただのゴム版でしかない。

音楽がデータで流通するようになり、
そもそも、ただのゴム版や、ただのポリカーボネートである前に、
存在する意味すらなくなってしまってたりする。

過去にもそうなってきた物質は多いはずだ。
※工業系中小企業が一時期消えていった事がこれにあたる。

時代性や進化によって必要性がなくなった物質は、消えてしまう。

ここでいう、服はいつまでただの布でありえるのかもわからない。
人間自体のデータ化なんてことになれば、
服はいらないかもしれないし、
温暖化が曲がった形で進行し、
服の種類が減ってしまう事もあるかもしれない。

個人的には”服がただの布”という観点で見ることに違和感を感じ、
それは自分を着飾るという点とは別の意識からくるものだったりす
る。

ほぼ同じ素材、同じデザインの白いシャツがあったとして、
それが好きなデザイナーによるものとそうでないものがあったとし
たら、
好きなデザイナーの方を選ぶ。(※
金額が大きく違っていたとしても)

きっと、それがただの布ではなくなっているからだ。

服を作っている人間には、猟奇的な人間は多々いる。

そんな人間が身体の形状という、そもそもの形式に縛られながらも、
その中で表現をしていく。

別に身体の形状にこだわりを持たなければ、
表現方法はきっと変化してくるのだろうが、
着るという事に意味を見出しているから、
服という形を選んだに違いない。

音楽も絵画も同じ。
なんらかのフォーマットの中でそれぞれが動いている。
物質という形を選ぶ事でフォーマットにぶち当たる事は言うまでも
ない。

話がそれてきた。

服が布であり、レコードがゴムである事は、
ある一方の見解でしかないという取り留めも無い話。

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