鈴木幸希
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2024/04/26(Fri) 03:51:03
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聴き飽きない人々―〈ロックとフォークのない20世紀〉対談集完全版
2007/03/14(Wed) 22:46:44
3/16発売 菊池成孔 「聴き飽きない人々―〈ロックとフォークのない20世紀〉対談集完全版 」 「200CD菊池成孔セレクション」の続編ともいう感じの本書。 私は彼の大ファンなので一種のコレクター的欲求から、この本を求めてしまっていますが、成ちゃんの作品(音源にしても書物にしても)にあまりハズレはありませんので、彼を無視していた人も見るといいです。 それにしても相変わらず趣味の悪い装本です。今時タレントの自伝でも、ここまで自身のアップを持ってくる人はいないのではないかと。まさにアイドルクラス。 成ちゃんを初めに知ったのは、いつの頃か、東京ザヴィヌルバッハ(成ちゃんと坪口昌恭のデュオ)の音源をなにかの弾みで購入したことから始まります。 ←ザヴィヌルバッハの2人(2000年くらい?) 一見アブストラクトで、ちゃっかり構造的な音楽はクセになります。 そのバンドに”菊池成孔”なんていう一度みたら忘れなれない文字が並んでるもんだから、「この名前なんて読むんだろう?」なんてことから検索すると、本屋で見かけてた本がそこにはあって、それがまた”スペインの宇宙食”なんてタイトルなもんだから記憶に残っていたわけです。 ←”スペインの宇宙食” 道端でスーツ着こんで飯をつつくジャケットに、この時まで(名前と人物が一致する時まで)どっかの評論サブカル野郎だろうと踏んでいたんですね。 その後せっかくの機会だからと買って読んでみたら・・・・・・今に至るわけです。 こんな人、他には知らなかったんですね。 音楽を音楽として捉えていないというか、捉えてるんでしょうけど、なにかその括りはとてつもなく大きいもので、まるで、文化として音源ができているような、なにを言いたいかというと、私には理解できない部分が多いんですね。 「聴くだけでは到底理解できませんよ」なんてことは決して成ちゃんは言わないけれども、そんなふうに私が捉えているもんだから、これはもう勉強するしかなくて、それが永遠続くんでしょうけど・・・。 ずいぶんと乗り遅れている感がありますが、podcastってもんにようやく興味が向きまして、いい番組も結構あるんですね。 さっきも電車で帰宅中に村上隆「エフエム芸術道場」というのを聞いていて、笑いをこらえていたところです。 PR この記事にコメントする
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