忍者ブログ
鈴木幸希
[PR]
2026/08/20(Thu) 05:50:26
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

処女航海
2006/12/08(Fri) 21:00:48

「jazzとオーディオが好きだ」

そんなことを自我さえ芽生えていないガキが言ったところで、面倒になるだけのことです。この2つとも歴史的背景や文化があり簡単な気持ちで「触れたり」なんかしていると痛い目にあうようなことさえあるようにさえ思います。

いまや分析され尽くされて素材として扱われるjazzも、分析されたのは音階や音色だけであって、誤解を承知で言ってしまえばエナジーとしてのjazzは「jazz」のなかでしか存在しえないように思います。自分はjazzミュージシャンでも評論家でもないレコード収集者なだけなのですが、jazzという言葉が安易に発せられるとどうしても機敏に反応してしまい、多少攻撃的とすら思える姿勢で構えようとする傾向があります。

なぜjazzとオーディオか。

それは単に自分が岩手県一関市で生まれたからだというとこにあるような気がしてなりません。この町は工場地帯が周辺にあることからか数年前から外国人労働者で溢れ、そもそも町自体にポリシーがないのか商店はフランチャイズされままくり、どこかのコピーの断片のような町に仕上がっている始末。

そんな町にも国際的に厄介な人がいます。

菅原正二さん(62~63歳)。

音楽愛好者なら誰でも知っているjazz喫茶ベイシーのオーナー。

岩手県一関市に生まれたら子供の頃からそこの存在を知ることになります。その次にはオーナーの菅原さんが厄介ものであるということも。(「こだわる」ということをするとどうしても周囲からはそうゆう目でみられてしまうんでしょうね。)

初めてベイシーに言ったのは高校生の頃。

風邪かなんかで学校を休んで病院へ行った帰りに、あまった病院代で映画館に行き(この町の映画館は平日昼間に行くと1人で貸切で観れる)ブラット・ピット主演の「セブン」を観て、その内容に悶々をした気持ちになり、どうにもならない気分で蔵を改築したベイシーのドア(気圧変化を防ぐため2重扉)を開けたのです。

昼間の暗い店内に爆音のjazzとオールバックのおっさんが一人。(正直恐怖心さえある)

喫茶というからにはなにか注文しないといけないわけで800円のコーヒーをお願いすると「学割で600円ね」と菅原さんがいう。この一言で少し安心したように思います。

店内の端のほうに座り、ふと思う。

「どうしようか・・・・」

なにか本でも持っていればよかったものの手には病院でもらった薬と映画の半券しかないわけです。それに、当時コーヒーを飲みながらjazzに耳を傾けるなんて事ができるわけもなく・・・。

店に入ったときに流れていたビックバンド形式のジャズが終わり、続いてピアノ曲へ。

その曲がなんであったかは上京してから知ることになるのですが、あれは間違いなくハービー・ハンコックの「処女航海(MAIDEN VOYAGE) 」だったはずです。「処女航海」はハービーが奇をてらわずアコースティックに丁寧に仕上げた作品です。

菅原さんは客を見てレコードを選びます。(客を見すぎる事について悩んでしまうほどらしいです)

真昼間、風邪を患ったガキに「処女航海」。今その曲名を知った上で思い返すと、菅原さんはおそらく私が始めてベイシーに入った様(心境)を表していたのではないかと・・・。

jazz喫茶という形態の店は日本で生まれたものだそうです。こんないい加減な形態で全国に反映してしまったのだからレコードの溝奥がは深いです。。

そもそもなんでこんなことを書いているのか。

こないだ仕事帰りに千葉のjazz spot candyに行ってきたんです。

PC23020211.jpg

 

 

 

 

 

 

 

PC0400501.jpg

 

 

 

 

 

 

 

PC2302001.jpg

 

 

 

 

 

 

 

以前ピアニストの高橋悠治氏(1980年始め頃からコンピュータとピアノの即興をやっていた人。クセナキスも絡んでいる)がcandyで演奏したときに一度行っていたのでその時は2度目になります。

jazz喫茶ならではのたいして美味くもないコーヒーを飲んで(音が染み込んでいるから高いらしい)いると、暇そうなオーナーが声をかけてくる。

「お一人ですか?」

jazz喫茶とは基本的に会話が許されず、携帯でもなろうもんならオーナーにジロリと目を向けられトボトボと店を出るものだと思っている(そうであってほしい)ので、これにはかなり驚いた。

こちらが戸惑っている間に後押しするように「なにか選んでください」とリクエストノートを差し出された。

まさかこのときが早々にやってくるとは・・・(50歳くらいの特権だとおもっていた)。

店にはオーナーと常連風の親父が2人、後は自分の4人です。

jazzを聴きに来ている客(2人)のなかで自分が曲を選ぶのはどれほどのプレッシャーか!

しかも自分はサンプリング文化からjazzを聴きはじめて買い漁るっている傾向にあるので、実は断片的(フレーズ的)名盤しかしらないんです(それでいいのだけれど)。

リクエストノートに目をやるとなぜかコルトレーン のA  Love Supremeが目に焼きついた。がしかし、親父2人とともに「至上の愛」というわけにもいかない。

結局ここで選んだのはハンコックの「処女航海」。

7~8年経った今も処女航海。

どうやらまだまだ処女航海続きそうなのです。

 

 

PR
胎内
2006/11/28(Tue) 21:09:09

多分自分も受精卵が分裂してできたヒトだと思うのですが、誰に聞いてもそんなことわかりません。

自分には姉と兄がいます。

小さい頃自分は母親の胎内でもう一人のヒト(胚?)を見たと両親に伝えました。それの性別が女だということも。本当に見たもんだから当然妹が生まれてくるんだろうなと確信していたのです。(早20年くらい経つわけですが、まだ生まれず・・・・まさか隠し子か!?)

胎内記憶について何かで読んだのですが、3~4歳の子に胎内の中でのことを尋ねると、皆明確に答えるそうです。3~4歳ならばと言葉として説明(意味が通じる)できる程度になっているので答えが返ってくるだけであって、生後数ヶ月のヒトが言葉をつかえることができたら(もしくは成人が言葉以外の方法で伝達を受けることができたら)、もっと具体的に胎内での出来事が聞けるんだろうと思いました。

自分が胎内で見た妹は、なにか膜のようなものに包まれていて少し別の場所に居た様に思います。

胎内記憶の中には「胎内から外が見えた」とか「胎内に入る前の記憶(受胎前記憶)」なんかもあるようで理論的に説明しにくいもんだから研究が進んでないみたいです。

「胎内から外が見えた」 この出来事を不思議に感じてしまうことが悲しいことです。別にそれくらいの能力があってもいいわけですからね。

「胎内に入る前の記憶」 この記憶をもった多くの子供は母親の胎内を選んだというそうです。(なにかの絵本の話という説もあるようですが・・・この際そんな本なかったことに)

なんでこんなことを書いたか。

ヘンリー・ダーガーの「非現実の王国で」(正式には「非現実の王国として知られる地における、ヴィヴィアン・ガールズの物語、子ども奴隷の反乱に起因するグランデコ・アンジェリニアン戦争の嵐の物語」)を手に入れたんです。

4878933429_09__SCLZZZZZZZ_V1122558192_.jpg


 

 

 

 

 

 

 

 

この本については非常にいい説明が書いてあるブログがあるので、気が向いたら是非。

http://ameblo.jp/control-freak/entry-10004034790.html

ダーガーについても後々書きたいと思います。(こうやって溜まっていく・・・)

 

関係ないですが、誰がこんなことしたんだ?↓ でもよくできていますね。

リンク追加
2006/11/28(Tue) 19:53:12

付き合いの長い友人がブログを初めたのでリンクしました。

いつもオナカを壊す彼は、何を壊そうとしているのか!?楽しみです。

http://galaxion.blog.shinobi.jp/

単細胞遊戯マイクロ王!
2006/11/26(Sun) 23:19:01

SEB200611140010.jpg

 

 

 

 

 

 

山口県岩国市(すこし調べてみると歴史ある城下町のようです。作家宇野千代の生家があったりもします)というところに「市立ミクロ生物館」なる施設があるそうです。(hp内の活動日誌は素朴に不思議な視点から書かれていていい感じです。)

ここが「単細胞遊戯マイクロ王!」というトレーディングカードを50セットほど手作りしたようです。

アメーバやゾウリムシを戦わせるわけですね。たたかう場所によってお互いの性質もおおきく変わってくることを理由に攻撃力はupしたりするそうです。とりあえず小学校に配って、反応をみてから製品化するかもみたいな感じだそうです。

トレーディングカード(ちなみにTCGと略されるようです)というと遊戯王くらいしか知らなかったのですが、結構あるみたいですね。自分らが小学生の頃に買っていたカードダス(当時ドラゴンボールとガンダム)ももともとゲーム用に作られていたものなのですが、少なくとも自分の地元の小学生はそれを使ってゲームあそび等はせずにコレクションとして所有しているだけだったように思います。(びっくりマンシールとかも)

5年前くらいに新宿のリキッドルームの誰かのイベントに行ったとき深夜3時くらいに外にでてウロウロと始発電車待ちの店を探していると、ビル影で子供達(5~6人)がカードゲームを地べたに広げて対戦している光景を見たことがあります。(とても元気)

東京はなにを見ても驚かないようにできているので(例えゴジラかなんかが街を歩こうと何かのキャンペーンとして済まされてしまうだろうし)そのときもなんとも思いませんでしたが、なんて声をかければいいかわからないわけです。

深夜の新宿。状況は自分とおなじかもしれない。

「こんなとこにいないで早く帰りなさい」

「始発待ちです。」

「あっ一緒だね」

という具合になるかもしれないわけです。

 

n3.jpg

 

 

 

 

 

・・・・・・・・。

ほんとはミクロの話をしたかったんです。

デモクリストの原子論という面白いギリシャ哲学の話はあるので、のちほどまとめてコラムのほうで書きたいと思います。

 

 

忍者ブログ [PR]

Designed by A.com