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鈴木幸希
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2024/04/24(Wed) 15:08:43
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図書館
2011/07/09(Sat) 11:49:13
元々教師をしていた岩手の育ての祖母。(いろいろあって血のつながりはない。)

趣味と職業の関係か、家は本で溢れていて、図書館みたいな場所まである。

新しい家ではないので、地震の影響もあり家を出ることにしたらしい。

未婚の為ひとり暮らしなので、危険だし片づけるの面倒だし・・・といった感じ。

引っ越すといっても、一軒家だし、海外旅行やら何やらで集めてきた変な小物が家中に溢れていて処分の検討がつかない。

特にミニ図書館にある大量の本。
今日、古本屋に持っていけるものは持って行ってもらうと連絡が入った。

処分する前に、なにかほしい本はないかと聞かれたが、
電話越しには、どんな本があったかなかなか思い出せず、「美術系」という括りでとっておいてもらう事にした。

処分とはいえ、やはり少しでも知っている人間に渡したいという気持ちが芽生えるようで、その気持ちはすごくわかる。

家にあるレコードだって売るくらいなら、誰かに渡したほうがいい。

電子ブックだとそんなことはないのだろうなと、ふと思う。
本に対しての気持ちの入り方が違ってくる。

良い本を一人の人間にあげるというよりは、大勢の人に共有するという考え方。
渡す人間の気持ちは大きく変わらなくても、受ける側の印象は大きく違う。

一斉メールを受けたような、うすい感情に近い。

その辺の考え方はうまく使い分けないと、ろくな人間にならないな。

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小言
2011/06/14(Tue) 02:57:06
NOAH
杉浦貴vs鈴木みのる戦を観る。
久々の両試合につい更新。

変な感じになるので、我慢して別の話。


Low end theory に代表されるダブステップがだいぶ落ち着いてきた。
過去へのオマージュからサンプリングを手法としたmadlib、jディラからの影響を認めた上でフライングロータスやRas G、editあたりがまったく別の手法で昇華。

そこからが少しおかしい。
ダブステップという言葉だけが先行し、ドラムン以降にみる、くだらないベースミュージックが量産。

せめてもの差別化だろうか、Low end theory周辺のメンツにはnextbeatなんて名詞ができたりなんかした。

ダブステップ量産を歴て、特になにも残らず今に至ってしまい2年。

こと日本に関していえば、生産されることはなかったのが救い。
反対に面白いことしてるのはoilworksくらい。

LAではトラックメイカーがMCを食っているのというのに、、、。



Drop Time
2011/06/04(Sat) 01:35:19
待ちに待った東信の『Drop Time』が今日発売。

一旦は、南青山のJARDINS des FLEURSでしか取り扱わないようなので、早い者勝ち。



以下、コピペ

この作品は普段我々が目にする美しく飾られた花々の姿だけでなく、
その後、枯れて朽ち果てていくまでの時間の流れを、同じ視点から捉え続けた映像作品です。
さらに東は本来であれば枯れ果てて土に還り、また次の命となる花の姿を
時間の流れを逆戻りさせるかのようにあえて再生し、視覚化させました。

日々花に接し、花と向き合って生きる者だからこそ感じる、花の生き死にという「時間」。
咲くときも、朽ちるときも、命をまっとうするどの瞬間も美しい生命の力強さを
「Drop time」ー滴り落ちる時間の流れの中で感じて頂けたらと思います。

コピペ、以上



東信が花屋だったことなんて知らない頃、なんかの雑誌でみかけたイカれた植栽。



ずっと面白い事を言おうと懸命に考えけた結果、失言。
はじめて興味本位でワークショップに参加した時はそんな印象だった。
(おそらくそれでしかない)

"植物を芸術にまで昇華する"なんて、どっかのライターが書いていたが、
そんなこと意識している様子はない。

植物である事の前提さえを見失う、異常な生々しさが東信が手がけた作品の特徴というか、必然というか。

何においても作品を作る過程に接触する事はあまりない。

運がいい事に東信が作品を手がけているところには2回ほど立ち会った。
今回、映像作品として発売した事はとても重要で。

過程すら作品という事を明確にしたかったのだと思う。

だからといって作品を作る過程において、インスタレーションでもパフォーマンスをするわけでもない。

とても泥臭い、人間的な作業。
そんな方法でできるものは、今にも動き出しそうな不気味な生々しさを発するから魅力的だ。
未来世紀
2011/05/27(Fri) 01:12:39
今月は中々レコード屋に行けずにいたので、ついつい通販。

Brazilが個人的に再熱していたので、まとめ買い。
日本ではサウダージなんて括りでまとめられるノルデスチ地域に絞って購入。

土地柄、アフリカ系ブラジル人が多く、リズムがヤバイのはその辺の文化からくるものらしい。

サンバなんかのリズムがキライな人は多いけれど、
この辺のリズムは好き嫌いとかいう話でもない。

形容するとすればグルーヴだけがあるイメージ。
※よくわからない形容、、、。

独自の哀愁は人種差別や脱中心主義などからくるものらしいが、
ポルトガル語翻訳は残念ながら大御所のみ。

ジョビンのそれをみても感じられるものは極一握り。

日本人が"歌でどうのこうの"とたいそうな事を言っているのを、不意にみても耳にしてしまう時があるけれど、そもそも文化的に歌の力が存在しない(軽い)のが事実。
受け止める方にも問題はある。(問題になっていない事自体が問題)

文学は芸術に追いつけないが、その場合音楽は芸術に含まれないかもしれない。
こと日本の話。

あー、買い過ぎた、、、。
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